@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00001109, author = {島, 義弘}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {2016-10-27}, note = {本研究では,幼児の葛藤抑制と“思いやり的嘘”の関連について検討するために,年少児19名,年中児20名,年長児20名を対象に個別実験を行った。葛藤抑制を調べるために赤/青課題を,“思いやり的嘘”を調べるためにアンパンマン課題とバイキンマン課題を実施した。その結果,学年が上がるにつれて葛藤抑制能力が向上し,“思いやり的嘘”をつくことができるようになることが示された。また,学年の影響を統制したところ,葛藤抑制能力が高いほど“思いやり的嘘”をつくことができることが示された。以上のことから,幼児期を通して子どもは思考や行動をコントロールすることができるようになっていき,それに伴って向社会的行動も見られるようになっていくと考えられる。葛藤抑制や“思いやり的嘘”をつくことができるということが幼児の実際の生活場面での向社会的行動とどのように関連するのかを調べることが今後の課題である。}, pages = {85--96}, title = {幼児期の葛藤抑制の発達と“思いやり的嘘”}, volume = {66}, year = {} }