@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00012030, author = {新里, 貴之}, journal = {南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers}, month = {2016-10-31}, note = {トカラ列島12島のうち、考古学調査の実施されていない2つの無人島、横当島と臥蛇島の分布調査を行った。横当島は有史以来、無人島とされる火山島であり、臥蛇島は文献記録上、中世には居住が確認され、1970年以降無人となった島である。踏査の結果、横当島ではいわゆる『南島雑話』の記載通り、沖縄久高島人か奄美の漁民が持ち込んだと思われる19世紀代の沖縄壺屋窯産荒焼の存在が確認され、臥蛇島では古代から近世に及ぶ土器・土師器や徳之島産カムイヤキ、中国龍泉窯系青磁、肥前磁器や薩摩焼および中国清朝磁器などをかなりの数量で認めることができ、臥蛇島の歴史が明らかに文献以前の時代にさかのぼることを実証した。}, pages = {9--12}, title = {トカラ列島における無人島(横当島・臥蛇島)の考古学踏査}, volume = {56}, year = {} }