@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00012227, author = {田ノ上, 智美 and Tanoue, Tomomi and 奥村, 史彦 and Okumura, Fumihiko and 下桐, 猛 and Shimogiri, Takeshi and 片平, 清美 and Katahira, Kiyomi and 廣瀬, 潤 and Hirose, Jyunn and 伊村, 嘉美 and Imura, Yoshimi and 岡本, 新 and Okamoto, Shin and 前田, 芳實 and Maeda, Yoshizane}, journal = {鹿児島大学農学部農場研究報告, Bulletin of the Experimental Farm Faculty of Agriculture,Kagoshima University}, month = {Mar}, note = {本報告は鹿児島大学付属農場の動物飼育棟でトカラ馬の馴致試験を行い,その馴致の過程をまとめたものである.供試馬として,この子馬は,2003年2月21日生まれで,同年4月30日に大学構内の動物飼育棟に導入した.日常管理を通じて基礎的馴致を行い,その過程を観察した.また基礎的馴致は便宜上,(1)人間に対する馴致,(2)運動に対する馴致および(3)手入れに関する馴致と分類した.今回の馴致試験では,人間に対する馴致に1ヶ月,運動に対する馴致に3ヶ月,手入れに対する馴敦に4ヶ月要した.このことから,トカラ馬の場合,子馬の基礎的な馴致は約4ヶ月ほどあれば可能であることが明らかとなった.しかしながら,実験後半から人間に対する咬癖が出始め,この悪癖はその後も矯正することは出来なかった.この原因として,母馬から離す時期が早すぎた,運動時間の不足・パドックに長時間入れられていたことによるストレス,子馬本来の気質,飼育方法に何らかの欠陥があったことなどが考えられた.よって今後は身についてしまった悪癖を矯正し,この後の調教を的確に行えば社会的利用は十分可能であると思われる.また,他のトカラ馬を使用する場合は,母馬から離す時期,飼育方法をさらに検討し,子馬の気質も考慮にいれながら馴致を行い,咬癖,蹴癖など人に害を及ぼす癖のない馬であれば子供が使用することも可能であると思われる.}, pages = {17--20}, title = {トカラ馬の馴致に関する一考察}, volume = {29}, year = {2006}, yomi = {タノウエ, トモミ and オクムラ, フミヒコ and シモギリ, タケシ and カタヒラ, キヨミ and ヒロセ, ジュン and イムラ, ヨシミ and オカモト, シン and マエダ, ヨシザネ} }