@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00012409, author = {田代, 正一}, journal = {鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University}, month = {2016-10-31}, note = {19世紀のイギリスでは農地の大半が比較的少数の大地主によって所有されていた. 本稿ではその歴史的背景に関する古典的学説を考察する. チューダー期のイギリスでは領主による耕地の囲込みと牧羊の導入により多数の慣習保有農が土地を奪われた. 同時に多くの領主は謄本保有を定期借地へ転換した. これにより領主は, 土地を農民とともに分有する部分的所有者から, その土地の絶対的所有者になることができた. 同時に謄本保有農の分割所有権は消滅した. イギリスでは18世紀に大土地所有の形成が急速に進んだ. それは主に自由保有地の購入によって行なわれた. 富裕なイギリス人は地所を拡大しそれをまとめて維持することを望んだ. 大土地所有者は村の治安判事の地位を確保することができた. またそのような地位はその人間にかなりの権力を与え, 威厳を持たせ, 世の尊敬を受けるに至らしめた.}, pages = {37--47}, title = {イギリスにおける土地所有の近代化と地主制の形成}, volume = {57}, year = {} }