@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00012595, author = {石田, 匡志}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science}, month = {2016-10-31}, note = {古典化された楽曲の多くは、書法と構成技法が理想的な形で実現されたモデルとなっている。しかし現代的見地からいえば、実際に作曲をするにあたり、いわゆる古典的普遍性に寄り添う形に偏ってばかりでは、その内容に常套性を免れないであろう。2008年5月にて完成した自作「組曲第1番~ピアノのための」では、古典的に認可された普遍性を重んじるだけではなく、そこに依存せず新しい方向へ逸脱しようとする姿勢を併せ持つことが重要であるとし、そのような思想を反映した音楽を実現する効果的な書法及び構成技法を追求しようとした。その結果、直感や感覚といった非論理的な要素が、経験された普遍性を無意識的に内包している要素として尊重されるようになった。そしてその非論理的な要素と意識的な普遍性への概念とを融合させることが、自由な発想が可能な秩序を持った音楽の創造に重要であるという結論に至った。}, pages = {225--236}, title = {組形式作品の作曲における書法と構成技法について ―「組曲第1番」における―}, volume = {60}, year = {} }