@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00012683, author = {市川, 英孝}, journal = {経済学論集, Journal of economics and sociology, Kagoshima University}, month = {2016-10-31}, note = {本論文では,これまでの先行研究を踏まえて,プロセス・イノベーションならびにそれを機能させるための自律的作業者について考察を行う。多くの企業において,量産時のコストを削減するためにプロセス・イノベーションが行われるが,その役割とその普及する環境について述べていく。一章では ,製造業においてプロセス・イノベーションが重要な企業の競争戦略ツールとなっていく環境,そして二章では,欧米でのその捉えられ方を示す。そして三章ではプロセス・イノベーションの代表例として多数の書籍,論文が出版されているTPS(トヨタ生産システム)について論述し,第四章では1990年代後半から広く企業によって採用されてきたプロセス・イノベーションの一つとしてセル生産を取り上げる。三章,四章ではプロセス・イノベーションとしての具体的な手段であ るTPSとセル生産に関して述べるが,五章ではそれらの手段を効果的に実行するために必要とされる自律的作業者について述べる。特に日本の製造業においては,現場作業者の知識,知恵がおおいに活用され,企業の競争力源泉の一側面として捉えられてきたが,今回はさらに踏み込んで,現場作業者の中でもさらにプロセス・イノベーションを有効に実施するための自律的作業者として取り上げる。}, pages = {11--25}, title = {生産システムにおけるプロセス・イノベーションとそこに機能する自律的作業者に関する考察}, volume = {75}, year = {} }