@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00001295, author = {大草, 克己}, journal = {鹿児島大学農学部演習林報告, Bulletin of the Kagoshima University Forest}, month = {2016-10-27}, note = {木材を近似的に均質な直交異方弾塑性体とみなせば, 棒の捩り試験から, 以下のような方法でせん断応力一ひずみの関係を定めることが出来る。1)捩り応力場に対する降伏条件に(15)式, 塑性ひずみ増分にReussの式を適用すれば, 塑性状態での応力一ひずみ関係式は(25), (26)式となる。2)有限要素法を適用して捩り変位関数φを求めるための方程式は, 要素に関して(35), (39)式となり, 〔CK〕_e,, 〔F〕_e,は(36), (37)および(40.1)・(40.2)式となる。3)試片の断面をFig.9のように選べば, 降伏は常にA点より始まり, LR試片, LT試片でのM~θの比例限は, それぞれτ_, τ_の比例限に対応し, また直線域でのM / θからG_, G_を定め得る。4)比例限を超えて後の応力一ひずみ関係を(44)式で表わせば, M~θの実測値に要素法の計算値がよく適合するようにα, nの値を定めることが出来る。5)この断面の棒では弾塑性を通じてγ_A=2aθの関係が成立するから, α, nおよび比例限応力, 比例限ひずみとから, 破壊までの全域にわたるτ~γの関係が定まる。}, pages = {21--61}, title = {木材のせん断に関する弾塑性論および破壊力学的研究 : (第一報)捩り試験によるせん断応力とひずみ(直交異方弾塑性解析)}, volume = {6}, year = {} }