@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00013071, author = {今, 由佳里}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {2016-10-31}, note = {言葉だけでは表現しつくせないものを表現できるものが音楽である,という概念は多くの人が有していることであろう.平成20年3月に告示された新学習指導要領では,言語活動の充実が掲げられ,音楽科においてもその実施が推進されている.しかしながら,言葉を伴わない音の芸術である音楽をいかに言語活動と結び付けて学習をすすめるかについては,多くの議論がかわされている状態である.欧米の学習方法に目をむけると,聴取した音楽作品に対して,批評を行う活動を取り入れることによって言語活動を推進していることに気づかされる.音楽作品に対する自らの意見を言葉として表現することによって,子どもたちは自分自身の意見に客観性を持たせ,音楽に対する洞察力を深めているのである.また,このような学習を積み重ねていくことによって,自らの音楽アイデンティティーを育み,生涯にわたって音楽を親しむ基礎をつくりあげているのではなかろうか.本稿では,スイスの音楽学習のあり方から音楽科における言語活動の取り組みについて検討し,日本の学校音楽教育導入への可能性を探っている.}, pages = {69--76}, title = {スイスの学校音楽教育 : 聴取と評論能力育成に着目して}, volume = {64}, year = {} }