@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00013264, author = {藤田, 志歩 and Fujita, Shiho and 座馬, 耕一郎 and 竹ノ下, 祐二 and 和田, 一雄 and 市来, よし子}, journal = {南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers}, month = {2016-10-31}, note = {ニホンザルの群れサイズ、誘導域面積、固体密度といった生態学的特徴は地域差が認められており、特に落葉樹林帯と照葉樹林帯では大きく異なることが報告されている。しかし、これらのデータは、ホンドニホンザル(Macaca fuscata fuscata)とヤクシマザル(M. f. yakui)という、二つの亜種を比較したものがほとんどであり、その差異が環境要因によるものか、あるいは亜種間の違いかを明確に区別することは困難であった。本研究は、この問題を解決するために、照葉樹林帯に生息するホンドニホンザルについて生態学的基礎資料を収集し、同じく照葉樹林帯に生息するヤクシマザルのそれと比較した。調査地は稲生岳自然環境保全地域とその周辺域であり、2013年9月と2014年8月に、群れ数及び群れサイズを調べるためのルートセンサスを行った。調査の結果、大隅半島に生息するニホンザルの群れサイズは、これまでに報告されたヤクシマザルのそれと比較してかなり大きいことがわかった。}, pages = {33--35}, title = {大隅半島に生息する野生ニホンザルの群れサイズ : 屋久島との比較}, volume = {56}, year = {} }