@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00013289, author = {今, 由佳里}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {2016-10-31}, note = {小学校における音楽教育は,専門家を育てるための教育とは性格が異なり,子どもの感性をひらき・ひきだす学習が重要となる。スイスの授業を参観すると,音楽以外の芸術分野から音楽学習に総合的にアプローチし,子どもの五感を刺激する音楽教育がなされていることに気づかされる。授業では音の動きをシフォンの布やリボンを用いて視覚に訴える学習を行ったり,グラフィックによる音楽表現,絵画に描かれている人物から発せられている声の即興的表現,パントマイム,形と音のコントラストの関係など音楽以外の芸術分野からアプローチし,様々な感性を刺激する学習が展開されているのである。ジュネーヴの小学校では,とりわけ身体の動きを積極的に授業に取り入れた学習が展開されており,それは特別な支援を要するクラスにおいても同様である。これらの活動は,子どもたちの心にいわゆる「音楽の種を蒔く」学習となるよう工夫がなされている。本稿では,スイス・ジュネーヴ州公立小学校における特別な支援を要するクラスのリトミック授業を一事例として取り上げ,音楽学習の内容とその効果について報告したい。}, pages = {35--41}, title = {特別な支援を要するクラスにおけるリトミック授業 : ジュネーヴ州公立小学校における事例}, volume = {67}, year = {} }