@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00001334, author = {曽根, 晃一 and SONE, Koichi}, journal = {鹿児島大学農学部演習林研究報告, Research bulletin of the Kagoshima University forests}, month = {Dec}, note = {ドングリを分散貯蔵する森林性野ネズミにとって,貯食した餌を高い確率で回収し,貯食のフィットネスを高めるためには,貯食の空間配置も重要である。1993年4月から6月にかけて,東京都八王子市にある森林総合研究所多摩森林科学園内の広葉樹が混交するヒノキ人工林で,小型発信機を装着したマテバシイのドングリを設置し,ビデオカメラで野ネズミによるドングリの持ち去りを記録した。ドングリが持ち去られた場合は,ただちに受信機を用いて貯食場所を特定した。ヒメネズミはドングリを運搬できなかった。アカネズミ1個体が全てのドングリを運搬したが,最初の餌は設置場所近くに,以後は次第に遠方に貯食した。これらの結果から,このアカネズミは貯食のベネフィットとコストの差を最大にするような貯食の空間配置戦略を採っている可能性があることが示唆された。}, pages = {121--125}, title = {アカネズミの貯食の空間配置}, volume = {33}, year = {2005}, yomi = {ソネ, コウイチ} }