@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00013699, author = {中島, 浩子 and 関山, 徹}, journal = {鹿児島大学教育学部教育実践研究紀要, Bulletin of the educational research and development, Faculty of Education, Kagoshima University}, month = {Mar}, note = {本研究は, 中学生および高校生を対象に,保坂・岡村(1986)の仲間関係の発達の仮説にもとづいて「仲間関係位相尺度」を作成した上で,友人に対する感情および同調性,親からの心理的分離との関連を明らかにし,仲間関係の発達の仮説を検討することを目的におこなわれた。その結果,仲間関係位相尺度の「ギャング」因子は「信頼・安定」「独立」「同調性」と,「チャム」因子は「信頼・安定」「不安・懸念」「同調性」と,「ピア」因子は「信頼・安定」「独立」および「葛藤」の少なさ,「親からの心理的分離」と関連があった。また,「チャム」から「ピア」への移行においては,友人への「同調性」が減少していくにつれて,友人から「独立」する感情が増加していく傾向があった。なお,「チャム」の仲間関係位相が優勢な時期において,「チャム」因子は「信頼・安定」と結びついていたが,優勢な時期を過ぎると「不安・懸念」の影響が強まることが示された。このように仲間関係位相は学校段階との関連があることから,年齢に応じて仲間関係位相を移行させている者のほうが,友人関係を快適に過ごしやすいと推察された。}, pages = {143--161}, title = {仲間関係位相尺度の作成と友人および親との関係の検討}, volume = {26}, year = {2017} }