@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00014153, author = {林, 亮輔}, issue = {1,2}, journal = {九州地区国立大学教育系・文系研究論文集}, month = {Mar}, note = {自治体経営を評価する際には、収支バランスとともにコストに対してアウトプットが効率的に生み出されているかというcost-efficiencyが重要となる。そこで本稿では、多段階モデルアプローチを用いて都市自治体における行政全般の効率性を計測し、自治体を取り巻く環境や財政状況が効率性に及ぼす影響について検証した。その結果、①人口動態や物価といった環境の違いが効率性に影響を及ぼしており、自治体経営を評価する際には環境要因を考慮しなければならないこと、②財政力が強く地方交付税や補助金の歳入に占める割合が大きい自治体ほど、行政効率化に対する取り組みが疎かになっていること、③市町村合併によって効率性が高まるが、日数が経過するにつれて効率化の効果が弱まっていくことが明らかになった。行政効率を改善するには、財政規律を高め、国からの財源移転に影響されない行政運営を行う必要性があることを示している。}, title = {自治体経営の効率性と決定要因 : 多段階モデルアプローチを用いた都市自治体の検証}, volume = {4}, year = {2017}, yomi = {ハヤシ, リョウスケ} }