@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00014195, author = {稲垣, 勉 and 上原, 依子}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,Gebauer, Riketta, Broemer, & Maio (2008) によって潜在的自尊心の一指標として提案されている「自身の名前の選好」が,本邦でも使用可能か否かを検討することであった。40名の男女を対象に,名前の選好尺度とImplicit Association Test (Greenwald, McGhee, & Schwartz, 1998),顕在的自尊心尺度の関連を検討した。実験の結果,以下の3点が明らかになった。(1) 名前の選好尺度得点は,顕在的自尊心尺度得点と正の相関が有意であった (r = .33, p < .05)。(2) 名前の選好尺度得点は,IAT得点とも正の相関を示したが,有意には至らなかった (r = .23, ns)。(3) 男女別に相関関係を確認すると,男性のみ,名前の選好尺度得点とIAT得点との間に有意な正の相関が得られた (r = .46, p < .05)。性によって相関のパターンが異なった点について考察し,今後の課題を挙げた。}, pages = {143--153}, title = {潜在的自尊心の指標としての「名前の選好」 : 潜在連合テストとの相関関係からの検討}, volume = {69}, year = {2018} }