@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00014353, author = {日隈, 正守}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science}, month = {Mar}, note = {本論文では、平安中期大宰府の役人であると考えられる大蔵満高が大隅守菅野重忠を殺害した事件について考察した。その結果この事件は、当該期南島交易利益に関心を有した大宰府の役人である大蔵氏が大隅国加治木地域の所領化を意図したことに対する大隅守菅野重忠の反発を原因として起きたこと、大蔵氏は大隅国衛や島津荘側に対して独自の立場を有したこと、平安後期大蔵氏は大隅正八幡宮との関係を持ち、平安末期に平氏と結びついていったこと、鎌倉初期大隅正八幡宮との関係を強化することにより、辛じて大隅国加治木郷領主としての立場を維持したことを明らかにした。}, pages = {53--60}, title = {大隅守菅野重忠殺害事件の背景に関する一考察}, volume = {68}, year = {2017} }