@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00014374, author = {髙谷, 哲也}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {本稿では,教員が自らの主体的な研修の機会としてとらえることのできる校内研修の充実は,いかなる要件のもとで実現し得るかを追究するため,従来の校内研修の枠組みを大きく改変せずに校内研修の充実に取り組んだある公立小学校の改革1年目を対象とした事例研究を実施した。 その結果,教員の参加感につながったと考えられる要素として,対話型・活動型の研修内容,発言の権利が教員間で対等に保障された対話の実現,自身の考えや特性を活かせる機会の存在,従来の形式や方法に固定されない創造的な企画・運営の推奨が見出された。一方,従来の方法や形式にとらわれない新たな発想が生まれづらい現実や,前例のない取り組みに対する不安が強く存在していたことも確認された。 今後,それらの課題を乗り越え,具体的にはどのような方法で校内研修の充実を実現していくかを追究していく開発的な研究の蓄積が求められる。}, pages = {103--122}, title = {校内研修の改革過程における教員の参加感の内実に関する一考察 : ある公立小学校における対話型・活動型校内研修への改革事例から}, volume = {68}, year = {2017} }