@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00014375, author = {廣瀬, 真琴}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {本研究では,児童の評価活動の特徴を明らかにすることを試みた.そのため,評価能力が高いとされた児童を追跡・記述し,彼の評価活動について整理・分析を行った。結果として,児童という発達段階においても,自律的に適切な評価を行うことが可能であるということが示された.また,他者や自己の責任や課題に対する言及ではなく,自己と集団との関連性に対する評価が可能であることが示唆された。 こうした知見に基づけば,リーダーシップを発揮する児童が,個人的な自己評価(反省や課題)や,班員に対する評価を行うだけではなく,前者を基盤として,自己の行動の変革が他者(集団)にどのような影響を与えるかについて,その論理を考えるようなリーダーシップを発揮しうることになる。 こうした児童の評価活動の特徴を踏まえて、その獲得背景に迫る研究が,今後の課題となる。}, pages = {123--134}, title = {リーダーシップを発揮する児童の評価活動に関する事例研究}, volume = {68}, year = {2017} }