@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00014380, author = {金子, 満}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {近年,少子高齢化,高度情報化,高度消費社会化を背景に,子どもの遊びを取り巻く環境は,空間・時間・仲間といった「三問」の減少とともに質的にも量的にも大きく変化しているといえる。 こうした遊びの環境の変化にうまく適合する形で年々増加しつつあるのが消費型のマルチメディアゲームによる遊びの形態であり,その結果,これまで自然な形で成立していた遊びの場そのものの解体が進みつつある。本研究では,子どもの遊びの空間,特に集団遊びの場の現代的な再構築を目指している。その際,一過性の遊びではなく子どもの生活実態に即した遊びをデザインするために,子どもの成長や発達と深く関わりをもつ学校教育の目的を参考に知・徳・体の三つの要素を取り入れた遊びを開発した。この3つの遊びに関するコンセプトと方法を解説しつつ,具体的な2つの実践活動を通して,本研究における集団遊びが児童生徒にどのように受け止められたかについて参与観察および設問調査によって分析を行っている。結果として,知,徳,体という3っのゲームは子どもたちの興味関心を十分に引き付けるものとして受け止められ,初めて出会った子どもたちでもお互いに協力しながら楽しむことができる遊びとして,さらには様々な能力を持った子どもたちが活躍できる集団遊びとして子どもたちに認証される様子を明らかにした。}, pages = {199--210}, title = {知・徳・体の要素を取り入れた子どもの遊びに関する一考察}, volume = {68}, year = {2017} }