@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00014605, author = {高谷, 哲也 and 山内, 絵美理}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {本稿は、ある公立小学校を対象とした2年間にわたるアクション・リサーチの結果から、対話型校内研修への改革が教師にどのような成長実感や校内研修に対する認識の変化をもたらしたか、その詳細を明らかにするとともに、自律的学校経営の実現や教師の成長との関係からみた際にそれらがどのような意味をもち、それらはいかなる要因によってもたらされたかを考察するものである。 調査の結果、対話型校内研修への改革のもとで、校内研修を「与えられるもの」から「自分たちのもの」としてとらえる認識の変化の兆しが確認され、同僚のこだわりや悩みに関する相互理解が深まっていることや、自身の成長実感として「子どものとらえ方の変化」が強く認識されていることが確認された。同僚間の相互理解が深まり、自分たちが高まっていくための新たな取り組みを自分たちで開始する動きなども確認され、自律的学校経営の実現につながる同僚性の構築が進んでいると判断できる変化が生起していた。 それらの変化は、対話型校内研修に「自身の考えや悩みを率直に語る機会が豊富にあること」や「全教員がファシリテーターの役割を経験する機会があること」と、「子どもの姿を徹底的にとらえて対話する授業研究のスタイルを経験したこと」によってもたらされている可能性が示唆された。}, pages = {139--168}, title = {対話型校内研修への改革が教師の成長実感と研修認識にもたらす変化に関する一考察}, volume = {70}, year = {2019} }