@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00014622, author = {千代田, 夏夫}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science}, month = {Mar}, note = {F・スコット・フィッツジェラルド(F. Scott Fitzgerald, 1896-1940)はアメリカ史を含む〈歴史〉に深い関心を有し、自らの創作活動の糧としていた。本稿では代表作『グレート・ギャツビー』(The Great Gatsby, 1925)に現われる〈パストラル〉のイメージに注目しながら、レオ・マークス(Leo Marx,1919-)が主著The Machine in the Garden (1964)で論じたようなアメリカ文学における田園主義の系譜をフィッツジェラルドにも確認しつつ、第一次世界大戦への従軍を希望しつつ叶えられなかった作家が、その劣等感ゆえにアナクロニズムを生じさせながら、ローマ古典にも通じるパストラリズムを表出させた次第を、『ギャツビー』中に現われる人種主義言説や大衆小説にも触れながら、論証する。}, pages = {113--119}, title = {The Great Gatsbyにおけるアナクロニズム}, volume = {70}, year = {2019} }