@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00014623, author = {島, 義弘}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science}, month = {Mar}, note = {本研究では,キャラの有無,およびキャラがある場合にはそれをどのように受け止めているかが,大学生の自己に関する諸変数(自尊感情,アイデンティティ,自己愛)とどのように関連するかを検討した。大学生214 名を対象に質問紙調査を行ったところ,キャラ有群はキャラ無群よりも自尊感情と心理社会的同一性の得点が高かった。また,キャラの受け止め方を4 クラスター(拒否群,受容群,無関心群,積極群)に分類し,キャラ無群も含めた5 群間で比較したところ,自尊感情と,対自的同一性を除くアイデンティティの感覚の多くは積極群,受容群の得点が拒否群,キャラ無群よりも高く,自己愛にはその逆の傾向が認められた。以上のことから,大学生にとって,キャラがあること,特にそのキャラを消極的にでも受容していることが心理社会的適応に資することが示された。今後は,本研究では扱えなかったキャラの数や種類等も含めて,より実態に即したキャラについての検討が必要である。}, pages = {121--132}, title = {“ キャラ” の有無およびその受け止め方と大学生の自己 : 自尊感情,アイデンティティ,自己愛に着目して}, volume = {70}, year = {2019} }