@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00014624, author = {稲垣, 勉}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,マキャベリアニズム,自己愛,サイコパシー傾向という3 つの特性から構成されるDark Triad と,他者の不幸を嘲笑う感情であるシャーデンフロイデとの関連を検討することであった。また,両者の関連を検討するにあたり,特性としての妬み傾向の影響も分析に加えた。大学生105 名を対象としたシナリオ実験の結果,特性としての妬みを測定するBenign and Malicious Envy Scale(BeMaS)の悪性妬みは,高地位のターゲット人物に対する妬み感情を生起させ,ターゲット人物の不幸に対するシャーデンフロイデを促進することが示された。また,Dark Triad の各下位尺度は,マキャベリアニズムが状態妬みを促進する,自己愛傾向がシャーデンフロイデを促進する,サイコパシー傾向がターゲット人物に対する憧れ/賞賛を抑制するといった結果が得られた。このことは,BeMaS の予測的妥当性を示すとともに,その影響を取り除いても,Dark Triad が妬み感情やシャーデンフロイデに影響することを示したものである。}, pages = {133--142}, title = {Dark Triad とシャーデンフロイデ : 特性妬みとの関連も踏まえて}, volume = {70}, year = {2019} }