@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00015126, author = {関山, 徹}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science}, month = {}, note = {自閉性スペクトラム症の中学生における人間表象の様相を多面的に把握するために、Thematic Apperception Test(TAT)を使用して分析を行った。少数事例を用いた試みであったが、自閉性スペクトラム症の中学生群(N=4)は定型発達の中学生群(N=4)と比較して、「登場人物間の関係性」および「登場人物間の関与」、「因果関係」において言及が少なく、「登場人物数」においては顕著な差は認められなかった。自閉性スペクトラム症の中学生は、人間像を表象する機能は保持している一方で、社会的刺激に対する指向性が低いことが明らかになり、その背景には「直観的心理化」(別府, 2012)や「マクロ的・抽象的な情報処理」(小嶋, 2019)を苦手とする傾向があることが考察された。また、TAT 人間表象スケール(暫定版)の呈示をした。}, pages = {67--74}, title = {自閉スペクトラム症の中学生におけるTATの特徴}, volume = {71}, year = {2020} }