@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00015131, author = {黒光, 貴峰 and 石坂, 奈々 and 眞木, 雅之}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {}, note = {本研究は、桜島の大規模な噴火に備えて、人々の防災への意識ならびに知識の向上を図るために、学校教育で活用できる桜島に関する教材を開発することを目的としている。研究方法は、火山ならびに桜島に関する教材開発に向けて、1)教材開発の視点の明確化、2)火山ならびに桜島に関する資料の収集と分析、3)教材の具体化、4)火山ならびに桜島に関する教材の内容の検討、5)開発した教材の活用の仕方の提言、である。結果は、以下に要約できる。 1.火山ならびに桜島に関する教材開発に向けて、火山ならびに桜島に関する資料の収集を行った。資料の収集する際の視点としては、防災だけでなく、地理、歴史、観光など様々な視点から桜島が学べるということと、桜島の魅力を伝えるという視点である。 2.教材の具体化としては、副読本の開発を行った。副読本は全82 ページ、5 章編成で、教材のねらいとしては、1)現在の桜島の状況を踏まえつつ、これから起こりうる大規模な噴火に向けた防災への意識ならびに知識の向上を目指す、2)防災を考える際、自然は、危険なものとして位置づけられてしまうが、一方で私たちに多くの恩恵を与えており、自然には災害と恩恵の二面性があることを意識させる、3)自然科学的な視点だけでなく、地理・歴史・経済など様々な視点を取り入れ、環境教育、道徳教育とも関連して取り扱えること、である。}, pages = {39--51}, title = {学校教育における防災教育の充実に向けた教材開発 : 桜島の副読本の開発}, volume = {71}, year = {2020} }