@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00015142, author = {廣瀬, 真琴 and 宮橋, 小百合}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {}, note = {本論文は,「専門的な学習共同体」(Professional Learning Community )のネットワーク型であるNetworked Learning Communities の新展開として諸外国で台頭してきている営みであるInstructional Roundsを試行した結果をもとに,学校間連携型授業研究ハンドブックの要件を明らかにするための基礎的な研究である。 学校間にどのような結び目を構築する必要があるかについて,Instructional Rounds を試行から示唆を得ることができた。学校間で関連性の高い実践上の課題という結び目を設けることにより,各学校の構成員間での学びや,課題に関連する知恵の創出とその還流が生起し,方向づけられ,促進されることが示唆された。また,学校間で共通した手続きの明確な授業分析方法を採用することが,教師間での学びを,時にキャリアを超えて架橋することに資することが示唆された。 こうした結び目を複数の学校間で集約する機能を果たすInstructional Rounds における学区の共通課題を設定することが,各学校や日本の教師の学びにどのような影響を与えるかについて明らかにすることが,今後の課題である。}, pages = {187--196}, title = {学校間連携型授業研究ハンドブックの開発に関する基礎的研究}, volume = {71}, year = {2020} }