@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00015759, author = {濱崎, 孔一廊 and 宇都, 斗貴}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science}, month = {Mar}, note = {外国語の学習においてさまざまな困難を学習者は感じる。その原因は母語と外国語の言語体系が異なるのに,どうしても母語の処理の仕方を外国語の場合に適用しようとしてしまうところにある。とりわけ,語彙的意味内容を持たない,いわゆる文法機能を果たす要素は,それが母語にない場合など学習者にとって極めて扱いにくいものである。たとえば,冠詞のような要素は日本語にないので,初学者はこの要素を無視してしまいがちだ。一方,母語にはない要素なのにあると思い込んで誤った使い方をしてしまう要素もある。たとえば時制要素などがその典型である。時制は,「時」を表すと単純に理解しがちで,日本語でも過去・現在・未来のような時の概念が念頭にあるため何となく理解したつもりになっている。これと似た要素としてbe動詞がある。さらに,動詞が述語として用いられる文では,通常はbe動詞が現れないのに,現在分詞や過去分詞になるとbe動詞が必要とされる。この場合,動詞はどちらなのか,両方なのか。そこで,本稿では実際の教育現場で生徒が混乱を起こす分詞を含む構造を取り上げ,その本質をあきらかにすることを目的とする。英語学という人文社会科学の立場から教育現場で抱える問題に一つの糸口を与えることを目指し,分詞の意味構造やbe動詞の意味構造を理解しておくことが必要であるということを論じていく。}, pages = {37--46}, title = {英語の分詞の意味的特徴づけ}, volume = {72}, year = {2021} }