@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00015763, author = {瀬筒, 寛之}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {小・中学校においては、漢字指導では「字体」を、書写指導では「(より良い)字形」を指導する。児童・生徒に身につけさせたい力として、整斉な楷書原理を他の文字に汎用できる力が挙げられよう。書写指導者は、教科書教材を基本としながら、その楷書原理を他の文字へ汎用化できるよう、授業計画を工夫する姿勢が求められる。 本研究では、書道演習Ⅰ(楷書法)の受講生に、天石(1975)1 の資料で学んだ後、毛筆による楷書原理の汎用化教材作成を課した。受講生は、全体の外形(概形)、主画強調、左右の関係、三つの部分から成る文字、相対する縦画の方向、部分や画の右寄せ・左寄せ、ひらがなの七項目について汎用化字例を作成し、実践的に汎用化の態度を身につけていった。書写指導者は、漢字や仮名の組み立て方を詳細に分析・整理し、汎用化教材文字の種類や量を豊富にし、いつでも提示して楷書原理の汎用化を促すことができる体制を整備しておくことが必要である。}, pages = {1--14}, title = {楷書造形原理の汎用力育成を図る書写指導}, volume = {72}, year = {2021} }