@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00015774, author = {杉原, 薫}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {ヨーロッパにおいて子どもを対象とした社会福祉活動は、教会などの博愛団体を中心に長きにわたって展開されてきたが、19世紀末以降、孤児や貧困児の救済や保護は、施しや私的な慈善ではなく、公的な関心事となった。そして、同時に子どもを対象とした社会福祉活動は、「くたびれた人生における幸せな長期休暇」を子どもたちに提供することに重きを置く「子どもの救済」としての特徴を持っようになった。 こうした児童保護活動の性格変化の中、1907年設立された「ドイツ児童保護センター」は、「ドイツの児童保護領域におけるあらゆる努力を助け、まとめるための核をつくる」ことを目標とする組織として、ドイツ帝国全体を視野に入れて定期刊行物や各種の会合、情報提供を行う一方で、ベルリンを対象に児童保護に関する実践的な活動を展開した。}, pages = {169--183}, title = {20世紀初頭ドイツにおける「危険にさらされた子ども」の救済}, volume = {72}, year = {2021} }