@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00015777, author = {久保田, 治助}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {本研究は、限界集落である鹿児島県日置市高山地区を事例として、高齢者が主体的に地域運営を行うために、全地域民で設立した組織「NPO がんばろう高山」の設立経緯と組織構成を示ししつつ、地域高齢者の自治に関する意識を明らかにし、高齢者による地域運営の課題について検討することを目的とする。 今日の日本の地方都市では全国的に少子高齢化が進み、増田レポートにある消滅都市化や限界集落のように地域社会を運営することが難しい地域が増加の一途である。そして、高齢者が主体的に地域自治を行うことが求められ、他世代に頼らない地域自治をいかに行うかが課題となっている。 結果として、①高齢者は公民館活動を福祉活動であると捉えている、②生活課題はできるだけ自主的に解決ができるような力量を備えたいと考えている、③人材確保を行うための工夫が必要、④企画力を高めるための工夫が必要、⑤住民同士の交流を回復するために、地域行事の再編する必要、⑥地域づくりとして福祉計画が需要、の6つの課題が明らかとなった。}, pages = {201--211}, title = {限界集落における地域運営と高齢者の自治 : 鹿児島県の中山間地域公民館を事例に}, volume = {72}, year = {2021} }