@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00015931, author = {藤田, 勉}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 自然科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Natural science}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,運動行動における動機づけの社会的促進と社会的手抜きを検証することであった.研究方法は,大学生を対象とした実験法であった.実験課題は漸進的ペース走であった.社会的促進では,実験群にシャトルランの記録低者の中に1名の記録高者を加えて集団を編成した.この時の記録高者は,記録低者と伴走する実験者側のサクラであった.統制群は記録低者のみで集団が編成された.実験群と統制群を比較したところ,実験群の方が統制群よりも漸進的ペース走の記録が良かった.このことは,実験群に社会的促進のケーラー効果が生じたことを示している.また,社会的手抜きでは,記録低者と記録高者の混合群,記録高者群,記録低者群という集団で漸進的ペース走を実施した.分析時には,シャトルランと漸進的ペース走の記録を記録低者群,記録高者群,混合群の記録低者群,混合群の記録高者群の4群に分けて比較したところ,混合群の記録高者のみが他の群よりも,シャトルランと漸近的ペース走の記録の差が大きかった.このことは,混合群の記録高者に社会的手抜きが生じたことを示している.}, pages = {9--16}, title = {運動行動における社会的促進と社会的手抜きの検証}, volume = {73}, year = {2022} }