@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00015933, author = {藤田, 勉}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,運動有能感の発達に伴う評価基準の分化過程を検討することであった.研究方法は,小学3年生から中学1年生を対象とした質問紙調査であった.運動有能感の測定に用いた項目は,藤田(2013)により作成された他者基準有能感,課題基準有能感,過去基準有能感であった. 研究1では,小学3年生から小学6年生を対象として,1学期から3学期まで3回の質問紙調査を行い,学年別及び各学期について探索的因子析を行った.その結果,小学3年生と小学4年生は,課題基準有能感と過去基準有能感の項目が混在し,評価基準を3つに識別できなかった.小学5年生2学期以降になると,評価基準を3つに識別できた.研究2では,中学1年生を対象として,1学期から3学期に加えて,2年次の1学期まで4回の質問紙調査を行った.その結果,1年次1学期から2年次1学期までの全期間を通して,他者基準有能感,課題基準有能感,過去基準有能感の3因子が抽出された.これらの結果について,能力の自己評価に関する先行研究の結果や記述を踏まえて,運動有能感の発達に伴う評価基準の分化過程について考察した.}, pages = {1--10}, title = {運動有能感の発達に伴う評価基準の分化過程}, volume = {73}, year = {2022} }