@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00015936, author = {坂田, 桂一 and 稲森, 龍一}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {教材研究・開発に関わる力量は、その教科における教師の専門的力量において重要な位置づけにある。本研究はそうした教師の力量形成の中でも、これまで着目されることの少ない高校工業科の教師に焦点をあてた。 その上で本研究は、高校工業科における教師の教材研究・開発と展開の過程を中心としたライフストーリーを明らかにする中で、その教材研究・開発を支えた要因や教師の力量形成について検討を試みることを目的とした。本研究はその教材として稲森龍一が開発した教材用スターリングエンジンに着目した。 検討の結果、稲森による教材用スターリングエンジンの開発、研究の過程は偶然性や同僚性及び他者との関係性に支えられていた。加えてそれを可能とした、授業づくりへの反省的な態度と生徒の実態を把握する力量、他者への敬意、その過程の中で高められた専門的知識や技能、教育的意図と計画性といった教師の力量がその要因としてあったと考えられた。}, pages = {29--43}, title = {教材開発における高校工業科教師の力量形成に関する事例研究}, volume = {73}, year = {2022} }