@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00015944, author = {藤田, 勉}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 人文・社会科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Cultural and social science}, month = {Mar}, note = {自己調整学習には,予見段階,遂行段階,自己内省段階と呼ばれる循環モデルが仮定されている.これは,各段階の概念が次の段階の概念へ影響する循環プロセスである.本研究では,予見段階の学習意欲から遂行段階の援助要請へのプロセスについて,短期的な縦断データを分析して影響関係を検討した.研究方法は,小学生314名と中学生572名を対象とした質問紙調査法であった.縦断データを収集するため,調査は2回実施された.1回目調査と2回目調査の間隔は,3から4カ月程度であった.データの分析は,交差遅延効果モデルにより行われた.この分析は,1回目の学習意欲から2回目の援助要請への影響関係と1回目の援助要請から2回目の学習意欲への影響関係から変数間の因果関係を推定することができる.分析の結果,小学生と中学生では結果の詳細は異なるが,どちらの対象についても,学習意欲から援助要請への影響関係に加えて,援助要請から学習意欲への影響関係も示された.}, pages = {45--55}, title = {体育授業における学習意欲と援助要請の関係}, volume = {73}, year = {2022} }