@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00016144, author = {桶田, 洋明 and 松下, 茉莉香}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 特別号, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Special issue}, month = {Jun}, note = {絵画において線描は根源的・基礎的表現方法であり、そのうえ現代の美術分野においても線描のみで表現された絵画はプリミティブな魅力と斬新な表現様式としての特徴があるため、十分な魅力や造形要素を含んでいる。またプリミティブな魅力を持つ線描表現は、子どもの描く絵に通じており、特に幼児の線描は鑑賞者の心を和ます力を持ち合わせている。そこで本研究では、幼児期における線描表現に効果的な描画材とそれらに関連する表現技法、およびその指導法について考察した。線描の役割はタブローの下描きとして、線描そのもので表現するものとしての2 種があり、特に後者は長めで迷いのない線での描写に魅力が出ることを確認した。描画材は画用紙に適したものが大半を占めるが、マジックやペン、水彩絵具等は表面が平滑な用紙でもきれいな線描表現が見られた。スクラッチやスチレン版画での線描表現による授業実践を通して、作業工程が特殊で明確なこれらの表現を幼児が実践することの有用性を導き出した。}, pages = {63--77}, title = {幼児期における線描教育に関する一考察}, volume = {1}, year = {2022} }