@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00016145, author = {川西, 基博 and 寺床, 勝也 and 浅野, 陽樹}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 特別号, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Special issue}, month = {Jun}, note = {身近な植物をより効果的に幼稚園教育に活用するための知見を得ることを目的とし,鹿児島大学教育学部附属幼稚園の園庭で確認された植物のリストを作成するとともに,注目される植物の諸特性と教育的効果について考察した.冬季(12 月)における附属幼稚園の園庭では合計159 種の維管束植物が確認された.このうち在来種は82 種で38 種が自生していた.帰化種は合計25 種で16 種が自生していた.栽培種は54 種であった.準絶滅危惧種に指定されているマツバラン(マツバラン科)や寄生植物のヒノキバヤドリギの自生が確認された.また,柑橘類などの果樹,野菜類,園芸植物も多く栽培されていた.このように園庭では多様な植物をみることができ,その生態や人の生活との関係などを知るきっかけを作ることが可能であると考えられた.特に,雑草として自生する在来種が多いこと,植栽木の中に照葉樹林の構成種がみられること,鹿児島特有の果樹や木材になる樹木が見られることは特筆すべき点であり,園庭の植物をとおして鹿児島の自然の理解と人の生活の関係が認識されることが期待される.}, pages = {79--99}, title = {鹿児島大学教育学部附属幼稚園の園庭に生育する植物の多様性}, volume = {1}, year = {2022} }