@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00016160, author = {福島, 洋子 and 田島, 真理子}, journal = {鹿児島大学教育学部教育実践研究紀要, Bulletin of the educational research and development, Faculty of Education, Kagoshima University}, month = {Feb}, note = {これまでの先行研究等を念頭におき,すでに実施されている食生活や食育に関する調査報告を参考に調査票を作成し,保育園児・幼稚園児・小学生の保護者を対象に,食育に対する意識と取組について調査を実施した。以下にその結果を示す。 ・食育の責任の担い手を,「家庭」であると捉えて いる保護者が最も多く,次いで「保育・教育機関等」を担い手として捉えていることがわかった。 ・家庭で実践している食育の内容には,子どもの年齢により違いがみられた。 ・家庭における食育実践度の平均点より,保育・教育機関等に食育を期待する期待度の平均点が高く,家庭での食育実践もある程度みられるが,保育・教育機関等への強い期待を確認することができた。 ・「食事マナーを身につける」「いろんな物を味わい味覚を育てる」など,家庭で行われていると想定した項目においても,保育・教育機関等に対する期待度がより高かった。これらの食育の内容について,保護者は重要性も理解しており,家庭における実践もある程度みられるが,保育・教育機関等に対する期待度が特に高く, それへの依存性が推察された。  以上のことより,保護者がもっている「保育・教育機関等」への期待或いは依存性を,「家庭」における食育の実践にも繋げていくことが大きな課題である。食生活を取り巻く社会や家庭の有り様が変化してきている現在,この課題は難題であるが,家庭で食育がより実践されるように,教育機関や行政などと連携して食生活の大切さを呼びかけていくと同時に,具体的な食育の方法を提案していくことが重要である。}, pages = {87--96}, title = {子どもの発達段階における保護者の食育に対する期待及び実践内容について}, volume = {25}, year = {2016} }