@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00016171, author = {中島, 浩子 and 関山, 徹}, journal = {鹿児島大学教育学部教育実践研究紀要, Bulletin of the educational research and development, Faculty of Education, Kagoshima University}, month = {Feb}, note = {本研究では,仲間関係の発達についての尺度を構成し,受容感およびネット利用との関連を明らかにすることを目的に,中学生を対象として,調査を行った。まず,保坂・岡村(1986)の「ギャング・グループ」,「チャム・グループ」,「ピア・グループ」の仮説にもとづき,「ギャング」「チャム」「ピア」の3つの因子からなる尺度を作成した。次いで,「ピア」と「チャム」の得点の高低を基準にして4群を設定し,検討したところ,受容感との関連では,「ピア」が高い者は,「ピア」が低い者と比較して,受容感が高くなることが示された。また,ネット利用との関連においては,SNSの利用と友だちとのつきあいに対する意識に関するの項目について,「ピア」が高く「チャム」が低い者のみが,他の群よりもSNS を利用したほうが,友だちとのつきあいがうまくいくとは思っていないことが明らかになった。これらの結果から,「ピア」の発達段階の特徴を持つ者は,「ピア」の低い群より受容感を得られていること,ネットの利用においては,自立した個人として友だちとのつきあいを行う意識を持っていることが推察された。}, pages = {203--2015}, title = {中学生における仲間関係の発達と受容感およびネット利用との関連}, volume = {25}, year = {2016} }