@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00001624, author = {八田, 明夫}, journal = {鹿児島大学教育学部教育実践研究紀要. 特別号, Bulletin of the educational research and development, Faculty of Education, Kagoshima University. Special issue}, month = {2016-10-27}, note = {複式学級の理科授業で一つの学年を直接指導し、もう一方の学年が間接指導となる時、間接指導の学年では、危険性のある実験内容は行えない。また理科授業の導入部は直接指導する必要があるので、間接指導になる学年は、導入部の学習課題設定の部分をずらして前時の応用や発展を最初に行う「ずらし」の技法が採られる。ずらしの技法を取り入れることで、危険性に留意しなければいけない実験観察や導入部の課題設定を直接指導できる。 児童の発達段階を考慮したり、教科内容の系統性を考えたり、児童の転校の可能性を考えると、複式学級の授業では、学年別の指導案で理科の授業を行うことが必要である。 複式授業では、児童が主体的な学習を進める場面が多くなる。そのために教師は、児童一人ひとりが主体的な学習の態度を身につけるように指導しなければならない。間接指導中の学習の仕方をマスターできた時、直接指導と間接指導が機能した複式授業が成立する。こうした複式学級の指導法は、単式学級の習熟度別指導に役立てることができる。本研究では理科の複式授業について解説すると共に、その利点と留意点について述べる。}, pages = {73--82}, title = {複式学級の理科授業の研究}, volume = {3}, year = {} }