@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00016356, author = {上野, 大輔}, journal = {南太平洋海域調査研究報告=Occasional papers}, month = {Mar}, note = {琉球列島の中央部に位置する奄美群島周辺海域には、豊富な動物相が存在する。しかし、これらを宿主として利用する寄生動物相は、ほとんど明らかにされていない。そこで、2015年4月から2015年11月にかけて、奄美大島、加計呂麻島、徳之島、喜界島、与論島沿岸域において、様々な海産動物に寄生する動物相の調査を行った。調査から採集された寄生動物の数は、甲殻類33種(カイアシ類31種、等脚類2種)、貝類5種(ヤドリニナ類4種、イトカケガイ類1種)、多毛類(スイクチムシ類2種)に上った。このうち、カイアシ類20種およびヤドリニナ類2種は未記載種である可能性が高い。また、その他にこれまで生息が知られていない種なども多く発見され、奄美群島周辺海域における豊富な寄生動物相の存在が示唆された。}, pages = {91--93}, title = {奄美群島周辺海域に分布する寄生動物相の調査報告}, volume = {57}, year = {2016} }