@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00016586, author = {片岡, 美華 and Kataoka, Mika and 榮田, 莉子}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {合理的配慮を得て社会参画していくことは、障害者の権利の一つであり、それを自ら求めることをセルフアドボカシー(SA:自己権利擁護)という。本研究では、対象児の状態に合わせて柔軟に活動を設定し、「語り合い」の中で自己理解の促進と提唱力向上を目的としたSAプログラム(SAP)を通して、発達障害のある中学生Aがどのように自己理解し、他者に関わるようになったかその姿を明らかにした。結果、A児においても「語り合い」は自己理解の深化を育んだ。また活動当初、発言の少なかったA児は、SAPを通して自発的に自分の考えを話すようになった。しかし、自ら支援要請することは未だ困難であり、今後はA児の提唱力を身に付けることに比重を置いた活動が求められよう。とりわけ自己理解が他者理解と往還的に向上することや、提唱力に社会的コミュニケーション力を要することを鑑みてもSAPを小集団で行うことが有効であることが推察され、学校での実践例が蓄積されることを期待したい。}, pages = {29--43}, title = {発達障害のある中学生へのセルフアドボカシー教育プログラムの成果と課題}, volume = {74}, year = {2023}, yomi = {カタオカ, ミカ} }