@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00016591, author = {瀨川, 朗 and Segawa, Akira and 長, 拓実}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {小学校家庭科において「布を用いた物の製作」の学習は戦後一貫して存続してきた。その背景には,技術の習得のほかに多様な価値が新たに見出され、目的が付け加えられてきたことがあるといえる。このような目的の変化に伴い検定教科書に掲載される製作題材例もまた多様化してきたことが指摘されている。しかし、用いられる技術という観点から製作題材の作り方やその記載方法の変化に言及した研究はわずかである。本稿では、小学校家庭科の検定教科書を通時的に分析することで、(1)同一の製作実習題材であっても、その位置づけによって適用される技術的なアプローチが変更される場合があること、(2)製作過程において縫製技術を用いるさいに児童に選択の余地を与える傾向がとくに近年の教科書にみられることを明らかにした。これらの結果を踏まえ、製作題材および用いる技術を児童が自ら選択する、個別最適な製作学習の可能性について展望した。}, pages = {111--132}, title = {小学校家庭科の布を用いた製作題材における技術の検討 : 検定教科書の通時的分析から}, volume = {74}, year = {2023}, yomi = {セガワ, アキラ} }