@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00016592, author = {瀧本, 哲弘}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は、日本の小学校英語教育において、どのような授業構成や単元構成での指導が効果的なのかを検証するものである。そこで、最近の日本の英語教育で主流となっている、PPP型とTBLT型の授業構成に着目し、日本の公立小学校に通う5年生児童50名を対象に、改訂型PPPとTBLT型授業を組み合わせた単元構成(折衷型)による指導と改訂型PPP授業のみの単元構成による指導の効果を比較検証した。検証の結果、①折衷型の方が、改訂型PPPよりも、重点指導項目の技能の定着において効果的であると考えることができる、②折衷型と改訂型PPPでは、主体性に差異はないと考えることができる、③折衷型と改訂型PPPでは、どちらの指導も次の学習への意欲面に効果的であり、折衷型は、緊張感なく伸び伸びと活動に取り組むことができると考えるという、主に3つの点が明らかとなった。このことから、日本の小学校英語教育では、目の前の児童の実態を踏まえた上で、改訂型PPPとTBLT型の両方の授業構成の良さを上手く単元構成に取り入れていくような指導が、効果的なのではないかと考えるのである。}, pages = {133--149}, title = {公立小学校における改訂型PPP・TBLT折衷型単元指導と改訂型PPP単元指導との比較検証}, volume = {74}, year = {2023} }