@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00016605, author = {岩本, 伸一 and Iwamoto, Shinichi and 江口, 靖子 and 小久保, 博幸 and 橋口, 知}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育実践編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Educational practice}, month = {Mar}, note = {本研究では、知的障害を対象とする特別支援学校小学部1学年において、保育所や幼稚園、児童発達支援事業所などでの支援内容を引き継ぎ、新しい学校生活の中で安心して円滑な学校生活をスタートさせるためのカリキュラムについて考察した。実践では、個別の教育支援計画や個別の指導計画との整合性を図りながら、教科横断的な視点と系統性を意図した指導計画の作成を試み授業につなげた。特に、「安心」「成長」「自立」の観点から目指す児童像を明らかにし、児童の思いや願いを基底としながら教師や友達とつなげるための手立てを講じた。その結果、児童は他者とのつながりの中で、学習に見通しをもって取り組む姿が見られ主体的な活動を引き出すことができた。学級の枠を超え1学年部全体で協働的な指導体制を築き、児童の実態把握や情報共有を基に授業を行ったり、上学年との交流学習を取り入れたりしたことも効果的であった。今後は学校全体のカリキュラムマネジメントの中で、他学部を含めた系統性のある全体指導計画への位置づけを図るとともに、児童の変容を客観的に評価する方法を確立し、改善できるような体制づくりが必要になってくることを課題としてあげた。}, pages = {47--58}, title = {特別支援学校におけるスタートカリキュラムの開発 : 小学部知的障害学級における実践と評価}, volume = {74}, year = {2023}, yomi = {イワモト, シンイチ} }