@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00016615, author = {橋口, 尚宝 and 片岡, 美華 and Kataoka, Mika}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育実践編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Educational practice}, month = {Mar}, note = {知的障害児の指導において実態把握を行うことは,それが指導内容や指導方法の土台になることからも重要であるが,児童生徒の発達状況を的確に見取ることは容易ではない。本研究では知的障害児に対して,新版K式発達検査を活用した実態把握を行い,その結果・考察に基づいた算数科の授業実践を通して,指導内容や指導方法を設定するうえで発達的特徴を考慮することの有効性をまとめた。成果として1)発達の視点から重点的に扱う教育内容と,教育内容の捉え方を確認できたこと,2)個々の発達段階に適した目標設定や手立てを設定できたこと,3)児童が不適当な目標設定によるつまずきや失敗を経験せず,自己の力を発揮して学習に取り組めたこと,が挙げられた。一方,課題としては,1)新版K式発達検査を実施・分析する際のスキルの向上,2)本実践で行った算数以外の教科や発達段階の異なる児童生徒に対する継続的な実践の必要性と,それにかかわる課題の改善方法についての知見の収集,3)集められた知見に基く,検査結果及び考察を授業づくりに盛り込むシステム構築の必要性が挙げられた。}, pages = {195--208}, title = {知的障害児の発達的特徴に基づいた算数科の授業実践 : 新版K式発達検査を生かして}, volume = {74}, year = {2023}, yomi = {カタオカ, ミカ} }