@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00016858, author = {礼満, ハフィーズ and Rehman, Hafiz U. and 深町, 大志 and FUKAMACHI, Taishi}, journal = {南太平洋海域調査研究報告, Occasional papers}, month = {Mar}, note = {奄美大島は奄美群島のなかで最大の島である。奄美大島は多様な自然、文化、歴史を持つ、原生林に溢れた海岸や山地、周りに透明度の高い青い海、及び多様な動植物の豊富な島であり、島の一部は国立公園として指定されている。島の地質において基盤となる岩石は、秩父帯に区分される後期ジュラ紀〜前期白亜紀の地層と四万十帯に区分される後期〜前期白亜紀の地層からなり、それらは現地性の玄武岩を含んでいる。先行研究では、これらの玄武岩類は2つの異なる火山活動に由来するとされている。北西部に産するものはペルム紀のチャートブロックに隣接していて、中央及び北東部に産するものは四万十付加体の海洋底層序の基底をなしていて、産状とマグマの起源が異なっていると報告されている。しかし、これらの玄武岩類は野外での産状、岩石学的特徴及び地球化学的の証拠から類似し、形成年代もはっきりしておらず、同起源のマグマから形成したことも考えられる。本研究では、奄美大島で地質調査を実施し、北西部に産する貫入した玄武岩と中央や北東部に産する現地性玄武岩及び関連の岩石試料の岩石学記載的研究及び全岩化学組成分析を行い、それぞれの地域の玄武岩の地球化学的比較を行なった。本報告ではそれらの結果を評価する。}, pages = {95--97}, title = {1-4-31. 奄美大島の玄武岩の産状と地球化学について}, volume = {63}, year = {2022} }