@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00002196, author = {髙谷, 哲也}, journal = {鹿児島大学教育学部研究紀要. 教育科学編, Bulletin of the Faculty of Education, Kagoshima University. Studies in education}, month = {2016-10-27}, note = {本稿は、日本における教員評価の基盤をなしている力量観や組織観が、現実の教師の職能成長や学校組織の特質と整合しているかを論考することによって、職能向上や組織の活性化につながり得る仕組みとして機能する要件を見いだそうとする理論的研究である。現行の教員評価は、その中核をなす目標管理の運用方法次第で教員の自律性を阻害するかたちで機能する危険性を抱えているとともに、必ずしも目的としている職能成長や学校組織の活性化に資するものとなってお らず、専門家集団としての教員の協働性を変質・解体する可能性が危惧されている。教師教育および学校経営の分野で蓄積されてきた研究知見に基づき論考した結果、目標管理による評価活動において協働化のプロセスが鍵となることと、管理職が果たすべき役割は組織のトップとして目標やビジョンを一方向的に示すことよりも、教職員間での課題意識の交流や協働化の機会を創出することが肝要であるとの結論を得た。}, pages = {251--269}, title = {教員評価の基盤をなす力量観・組織観の特徴と課題}, volume = {62}, year = {} }