@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00002621, author = {岩越, 悟志 and 八田, 明夫}, journal = {鹿児島大学教育学部教育実践研究紀要, Bulletin of the educational research and practice, Faculty of Education, Kagoshima University}, month = {2016-10-27}, note = {本研究では、児童・生徒の考え方に影響力を与えていると考えられる、幼少時の体験や日常の生活態度が理科学習にどういう結果を及ぼすのかを分析し、その影響を確認した。 調査は、中学1年生(145名)を対象とし、単元「水溶液」の学習前・後で、アンケート用紙によって生徒の興味・関心や学習の変容を調査した。調査結果として、次の点が得られた。 ①幼少の頃の自然体験が多かった生徒は、現在もよく屋外で遊んでおり、自然の事物・現象や理科学習に対する興味・関心が高い。また、科学概念の構成において「新知識」の導入が行われやすいこと。 ②幼少の頃の自然体験が少なかった生徒は、現在はよく屋内で遊んでおり、自然の事物・現象の学習に対する理解が未熟であり、科学概念の構成に困難が生じやすいこと。 ③日常、屋内で遊んでいる生徒は、生活態度で獲得した知覚が生かされておらず、理科の学習終了後でも認識の転換が難しいという傾向が認められること。}, pages = {153--161}, title = {幼少の自然体験と日常の生活態度が及ぼす理科学習への影響}, volume = {7}, year = {} }