@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00000287, author = {吉良, 今朝芳 and 枚田, 邦宏 and 馬場, 裕典}, journal = {鹿兒島大學農學部學術報告=Bulletin of the Faculty of Agriculture, Kagoshima University}, month = {2016-10-27}, note = {屋久島の国有林と地元との関わりが特に深く, 屋久島の経済は林業, 特に屋久スギの利用に支えられていたが, 近年はこの利用形態が大きく変化している.そこで本研究では, 屋久スギの管理と利用の変遷の実態を明らかにした.その結果, 1)屋久スギは, 明治以降の近代化の過程で最大限に利用されていたが, 近年は自然環境に配慮した利用に大きく転換している.2)特に, 1993年12月に世界遺産に登録された以降, 観光人口が大幅に増加し, 森林の利用形態は大きく変化した.3)現在, 樹齢1000年以上の屋久スギは禁伐になっており, 土埋木の利用にとどまっていて, 収穫量は大幅に減少している.4)土埋木を利用した屋久スギ加工業は地元経済への波及効果が大きいが, その残存量は少なくなり, 新たな資源の確保が大きな課題となっている.5)新たな資源として島内に豊富にある広葉樹の活用が望まれることなどを明らかにした.}, pages = {31--39}, title = {屋久島における森林利用(I) : 屋久スギの管理と利用の変遷}, volume = {48}, year = {} }