@phdthesis{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00003833, author = {田中, 龍児 and Tanaka, Ryoji}, month = {2016-10-27, 2016-10-27}, note = {学位論文の要旨, 学位論文本文, 本論文は,陸上測量と海洋測量の境界領域で測量・測深が最も困難な沿岸域において測量・測深の高精度化・詳細化に関して行った基礎的研究である.沿岸域測量・測深に適用可能と思われる様々な手法に関して検証を行った後,沿岸域の研究者や技術者の誰でも使用可能と思われる市販の高分解能デジタルカメラを用いて斜め写真を撮影し,これらの斜め写真を立体化して空間座標を確定する写真測量・測深システムの開発を試みた結果についてまとめたものである. 第1章は,極浅海域の地形特性と,そこで用いられている浅海域の測深法に関する検討結果を概略した. 第2章は,沿岸域の測量・測深業務に応用可能な測量方法について,文献調査だけでなく,測量結果を含めて検討した.そして,本論文の目的に対しては,斜め写真測量・測深を用いるべきことが提唱された. 第3章は,写真測量の現状および一般的な写真測量の原理と方法について述べる.さらに本論文では通常の写真測量法では適用し難い沿岸域の海底地形の把握を目的の一つとしているために,空気および海水という二つの媒質を経由する斜め写真測量の原理を誘導し,かつ自動化処理のためのアルゴリズムの開発を行った. 第4章は,第3章で開発された斜め写真による浅海域写真測量の応用として,(1)太平洋に面する鹿児島県笠利町土盛海岸の深浅測深が困難なサンゴ礁海域に標定点を設置した場合と,(2)東シナ海に面する沖縄県石垣島吉原海岸の対象海域に標定点を設置しない場合について,それぞれ深浅図(等深図)を作成し,海底地形特性の考察および測深精度の考察を行った. 第5章は,本論文「沿岸域測量の高精度化・詳細化に関する基礎的研究」に関するまとめを行った., 理工学研究科博士論文(工学) ; 学位取得日: 平成20年3月25日}, school = {鹿児島大学}, title = {沿岸域測量の高精度化・詳細化に関する基礎的研究}, year = {}, yomi = {タナカ, リョウジ} }