@article{oai:ir.kagoshima-u.ac.jp:00000421, author = {桜井, 芳生}, journal = {鹿児島大学法文学部紀要人文学科論集, Cultural science reports of Kagoshima University}, month = {2016-10-27}, note = {本稿は,特に検閲的管理者がないもとでの情報流通において,欺臓的コミュニケーションが,どの程度流通し,そしてまた,非欺瞞的コュニケーションがどの程度流通しうるかについての,単純な一つのモデルを提供することを目的とする。本稿はとくに,昨今大きな流れになりつつある「進化論」的アプローチに棹さそうというものである。まず,ミーム論を概観し本稿の問題視点からの不満点を三つ指摘する。我々の提示するモデルは,これらの三不満点を克服することを目指すものである。我々の結論は,我々のコミュニケーション(の-部)を,「他者をだますために,まず自分をだます」ようないわば「自他・欺瞞」としてとらえる,ということである。そしてその発展形態としての「ワレワレ欺瞞」としてとらえるというものである。このモデルによって,当初の三つの不満点がどれほどクリアされるかを確認する。最後に,このアプローチの今後の課題を確認する。}, pages = {33--53}, title = {自他欺瞞論}, volume = {54}, year = {} }